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【ヤマメの学校】速くなるためのライディングスキルを学んできた

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ロードバイクのレッスンを受けれる学校があるのをご存知ですか?

多くの方が、ショップでロードを購入してそこのショップライドやチームに入って周りの人から吸収して学んでいくと思います。

周りにどんな人がいるか教えてくれる人によってその成果に大きな差ができると思います。

私は、転勤族なこともあってあまり、長期間チームに属しておらずソロライドがメインになっており、ロードバイクは完全独学です。

それでも、乗っているうちにそこそこ走れるようになって来て、2022年の富士ヒルではなんとかブロンズを獲得できましたが、次なる目標シルバーをイメージすることができませんでした。

もっと痩せろとかパワートレーニングすればいいじゃんとか言われそうですが、私的には独学の限界を感じていました。

そんな時に、友人からヤマメの学校を教えてもらい、この機会に一からロードバイクについて学んでみようと思いスクールに参加をして来ました。

結果からお伝えすると、参加して大正解でした。ネットを見ると賛否両論言われていますが私には合っていたようです。

本日は、ヤマメの学校で習ったことの備忘録という意味合いと、気になっているからの背中を押せたらと思い記事を書いていきます。

ヤマメの学校ってどんなところ

どこにあるの?

ヤマメの学校は長野県安曇野市、北アルプスの麓にある小さな工房で行われているスクールになります。

安曇野ICを降りてから20〜30分と言ったところでしょうか?

道中分かりづらい道はほとんどないのですが、工房の周りが少し細い道になっているのでゴール地点が分かりずらいと思います。

自然が豊かで車通りも少ないような場所になりますのでロードバイクの練習にはもってこいの場所になります。

工房もこぢんまりとしていて可愛い感じになっています。

どんな人が教えてくれるの?


マウンテンバイクのプロライダーだった堂城賢さんがスクールの先生になります。

本人のマウンテンバイクライダーとしての実績も去ることながら、トレックゲイリフィッシャーのチーム監督など指導歴の実績もあります。

またヤマメの学校では年間700人以上の人にロードバイク・マウンテンバイクの乗り方を教えていますので信頼できる方だと思います。

実際に、現役で活躍されているプロ選手なども教えを乞うためにわざわざ来たりもするそうです。

物腰も柔らかい笑顔の多い先生なので安心して受講できると思います。

どのように教えてくれるの?

「もっと上手に。楽に。楽しく。」

身体が自由自在に動く足裏の荷重位置や正しい荷重移動。
自転車だけではなく、他のスポーツや日常生活に役立つ身体の動かし方や作り方を教えます。

「重心を意識したポジション、乗り方」 個人個人にあわせた内容で少人数制で丁寧に説明し、体感できます!!
ヤマメの学校HPより

ホームページに書いてある通りに、どうしたらもっと楽に楽しく乗れるかをコンセプトに教えてくれます。

楽に乗るためには適切な荷重移動やイメージ通りに体を動かすこと、ペダリングやブレーキングなどの適切な方法などが学べます。

また最初に、どのように乗れるようになりたいのかを相談できますしそれに沿った形でアドバイスを頂けるので一方的に押し付けてくる感じはありません。

費用はどれくらいかかるの?

費用に関しては、OPEN開催なのかプライベート開催なのか?と人数によって変化します。

OPEN開催なら8000円〜で受講することができますが、少人数で受けたい、仲間だけで受けたいなどでプライベートレッスンになれば受講費用は上ります。

ただ、参加回数が増えれば割引もありますのでサイトを確認してみてください。

私は知り合いに連れて行ってもらいプライベート受講をしましたが、3人で参加させてもらい1人10000円でした。

勉強する費用として1日1万円が高いか安いかは人によると思いますが、私は受けた価値を十分に感じています。

やまめの学校の講習の流れについて

1日のスケジュール


ホームページに記載があるものとは若干違いますが、私がプライベートレッスンで訪れた際のスケジュールを記載します。

9:00工房の駐車場に集合します。私はちょっと早めについて車で着替えを済ませました。
9:00−10:00お店の前の道で、実際にロードバイクに乗ってみて先生が現状を見てくれます。その後、アドバイスとどのような方向性でいくか話します
10:00−12:00実技練習開始、走りながら説明を受けたり、途中で止まって考え方や乗り方の練習をします。速度はそんなに速くないので安心できます。参加者によってコースは変わりますが、登りも少しありますが急勾配はあんまりないようです。
12:00−13:00先生おすすめの昼食スポットランチをとります
13:00−15:00午後の部:午前に指摘いただいた所を意識して改善できるように走ります。できているとかできていないとか走りながらアドバイスくれます

ざっくりなイメージですが、速度としては平均20km/hくらいなので速くてついていけないとかはありませんので安心してください。

また登り多めになるか平坦基調になるかは参加者の要望に沿ってフレキシブルに決めてくれます。

距離にして、50kmの400UPくらいでしたのでキツくはないと思います。

ちなみにランチは、ローストビーフ丼が美味しいお店にみんなでお邪魔しました。

準備するものはあるのか?

基本的に準備物などはありませんが、ロードバイクに乗るための基本装備は持って来てください。

ちなみにお支払いは現金になりますので元気での準備をしてくることをお勧めします。

そして、ここが一番大事ですが、先生からのアドバイスをメモるためにICレコーダーなどあるといいかもしれません。

私はアドバイス内容を携帯にメモっていたのですが、時間もったいないので録音した方が良いですね。携帯の録音機能でも多いとは思いますが。

どのように講習が始まりアドバイスを受けるのか?

基本的には走っている時は雑談の中で、基本的な考えとかペダリングや体重移動を見て指摘をしてくれる形です。

また、ペダリングだったりコーナリングやブレーキングに関しては、駐車場に止まってその場で練習をしたりもします。

あとは、先生1人に生徒が複数人ですから積極的に質問したり自分以外の方が指導を受けている際もなるべく近くにいて聞いておいた方がいいです。

一応満遍なく先生がアドバイスをしてくれますが、積極的に行った方が教えてもらえる頻度が上がると思います。

実体験からの感想と教えてもらったこと


1回の受講でもたくさんのことを教えてもらいました、その中で私が特にポイントだと思った所を少しご紹介します。

詳しく知りたい人は是非スクールに参加して欲しいと思います。

私の主観や解釈も大いに入っていますので参考程度に聞いてください。

ブレーキングスキル

一番インパクトがあったのがブレーキングでした。

私は基本的に両方のブレーキを同じタイミングで今までかけていたのですが、それは間違いであったと教えていただきました。

確かに、速度コントロールが自分でも下手だなと感じるシーンはいくつかありました。

例えば、コーナーを曲がる際にブレーキをかけすぎて体が前に持っていかれたり、高速巡航中に前に近いのでブレーキをかける時もブレーキが効きすぎてロスが多いし後ろの走行者は急にブレーキがかかり一瞬ガクンとなるのが怖かったと思います。

  • 速度調整の際は後輪ブレーキで調整をする
  • 前輪ブレーキは完全に止まる時、またはコーナー前減速時
  • 前輪ブレーキは車体のブレに繋がるので注意
  • この方法が定着してからは、急な減速がなくなったりコーナーでの車体制御が上手くなった気がしますし、しっかりブレーキできるようになると速度を出すことへの恐怖心が減ったと感じています。

    ペダリングスキル

    ここが今回のレッスンで一番見てもらいたかった所でした。

    結論から言うとペダリングは全然ダメだったようです。結構踏みこむ癖がありしっかりペダルを回せていなかったようです。

    悪いとされるペダリングの代名詞下脚点まで踏み込んでしまっている状態でした。そのため、縦踏になっておりギッタンバッコンしているのでロスが多いとのこと。

    しっかり回すことができれば、楽にパワーを出せるようになるし足へのダメージも最小限になるとのこと。

    今のペダリングで富士ヒルブロンズ取れたならペダリング改善してトレーニングをすればシルバーも目指せますよとお言葉を頂けたのでモチベが上がりました。

    詳細を文字だけで書くのは非常に難しいので、是非レッスンを受けてほしいのですが、私が言われてしっくり来たイメージの話をします。

  • ペダリングは上下ではなく前後の足の入れ替え
  • 引き足はペダルにくっつくイメージ、引き上げてはいけない
  • 踏み込みは5時で終わらず7時の位置まで足をもってくる
  • 足首を曲げた意識のまま回わす、角度が重要
  • 踵を感じながら回さないと力が逃げてしまう
  • 本当に聞いた時のイメージの話をポイントとして記載しました。

    実際のレッスンではこの項目に沿って例を挙げてくれるので、もっとイメージしやすいと思います。

    例えば、足首の角度に関して水泳のクロールを例としてどういう意味なのかを説明してくれました。

    一回では覚えきらなくても繰り返し練習したりレッスンを受けることで改善が期待できそうです。

    レッスンを受けた後に、意識して峠を登った所、いつもよりパワーが出ていたし、楽に登れましたのでペダリング効率がいかに重要か分かります。

    ダンシングスキル

    ダンシングはハンドルを引いていたのですが、先生曰く押すイメージが正しいとのことでした。

    また、ダンシングは体の軸はずらさずに車体を振るがイメージとしてはサドルから振る感じでやると綺麗に振れるとのこと。

    ペダリングも上から下に落とすのではなくしっかり7時くらいまで回してあげることでパワーロスが少なく済む。

    重心をしっかり感じながらダンシングをする、BBを感じることが重要とのこと。

    体を大きく前に倒したり上体を立てたりしすぎない、理想としては、シッティングポジションから少し腰が浮いたくらいの位置でダンシングするのが良い。

    コーナリングスキル

    コーナリングに関しても、個人的にはインパクトが大きかった項目でした。

    今までは手で回っていたんだと気づきました、しっかり車体から回ることでよりスムーズに速く回れると教えていただきました。

    また車体を倒すともちろん転びそうになるわけで、車体のコントロールが重要になって来ます。

    この辺りが私は苦手で、下りとかのコーナーで膨らんでしまったり転びそうで怖いと思って上手く回れないことが多かったです。

  • コーナリングの際には手ではなくサドルから回るイメージ
  • コントロールする際は、回りたい方向とは逆の手でハンドルを外側に押すイメージ
  • コーナリングは後輪から曲がっていくイメージ
  • コーナリング中の速度調整は後輪ブレーキで行う
  • 最近は練習しているおかげかコーナーがスムーズに速く曲がれるようになって来たと思います。

    また車体を倒しても倒れずにコントロールできているという実感がでてきまして、コーナーへの苦手意識が少し減って来ました。

    今回は初回のレッスンでしたが、記載した内容以外にもたくさんのことを教えていただきました。

    今までなんとなくやっていたことを改めて理論的に教えてもらうことでダメな所、よかった所が明確になりました。

    感覚やイメージの共有からスキル改善のアプローチをすることがあるのでこの部分が賛否両論というか理解できるか、実感できるかでレッスンの評価が決まっているんだと思います。

    論理的な部分と感覚的な部分を自分なりに解釈して実践することが得意な人にはおすすめのレッスンですが、そういうのが苦手という人には価値が感じづらいのかもしれません。

    一回で分からなくても数回行ってやっと最近理解できてきたと友人も言っていたのでこの辺りは個人差がありそうです。

    私もしばらくは通ってみようと思いますので、またレッスンを受けた際には記事を書きたいと思います。

    ABOUT ME
    サイ
    こんにちわ、管理人のサイです。自転車歴4年、愛車は「lapierre sensium500」当サイトは、自転車の魅力を発信することでサイクリスト人口を増やす「サイクリスト増殖計画」をコンセプトに立ち上げたブログになります。グルメライドをメインに色々な場所の美味しいものを食べるために週末ライドのログを発信していきます。ロードバイク初心者向けの情報も自分なりに調べて配信します。
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