富士ヒルに初参戦して来たのでレポートしたいと思います。
こんにちわ、サイログです。
昨日、富士ヒルクライム2021に行って来ましたので、大会の雰囲気とかその他色々ご紹介したいと思います。
私の不甲斐ない結果も最後にちょこっと話します。
ちなみに富士ヒル試走の時の記事はこちら
富士ヒル参加にあたって知っておくべきこと
富士ヒル常連の皆さまはよくご存知かと思いますが、初めて参加するに当たって注意しておきたいことと事前に知っていたらというポイントを紹介していきたいと思います。
私は初参戦で普通にいくつかやらかしています・・・。自戒の意味も込めて書いていきます。
参加受付と荷物預かり(5合目)は前日のみです。
陸上競技場内に受付がありますが、半周回らないと受付ブースがありません。
つまり、それまでに出典されているブースで色々見たり買ったりしてねと言うことです。
色々なものがあって非常に楽しかったです。
個人的には、ウェアとかソックスなどが掘り出し物が多くてめっちゃほしいな〜と悶々としてました。
あとは、ジェルとか無料で配っていたり足吊り防止用の飲み物なんかも試飲できたりして面白かったです。
ロードバイクのメーカーも来てましたので、新しいロード欲しくなりましたね〜。
ヨネックスやTIMEは本当に物欲センサーを刺激してあやうくカード切っちゃいそうでした。
受付には番号が書いてあるで自分のエントリー番号をお伝えすると記念品と荷物を入れるビニールバックが配布されます。
今年は、ほうとうとネックウォーマ?とTシャツ等々が記念品でした。
あとは大事なゼッケンが入っています。ちなみにシールが3枚入ってますが、荷物用ビニールバックの表裏に1枚ずつ貼って、残りの1枚はヘルメットの前面にペタッと貼っておいてください。
受付を済ますと次は荷物を預けないといけないので、さらに半周して陸上競技場を出ていただいて、大駐車上に行ってもらうとカゴが置いてあるので自分の番号のところに投げ込んでおけばOKです。
あとは、自走できた人なら陸上競技場の外側に、ロードバイクのメンテナンスをしてくれるブースがあるので是非お願いしてみてください。
当日は忘れ物をしないように注意しましょう
当日絶対持ってこないければいけないものを紹介します。
- ロードバイク用品一式
- ローラー台(やる人のみ)
- 指定駐車券
- 検温チェックシート:会場の検温ブースに予備あり
- センサーチップ
最低限これは忘れないようにしましょう。
私は検温チェックシート忘れましたが、検温ブースに予備が積まれてますので忘れてもワンチャン平気です。
センサーチップはマジで笑えないので注意しましょう。
私は、持ってはいったのですが、スタート直前に足についてないことに気づいたのでよかったですが、そのままスタートしてたら記録なしになるところでした。私は大した記録ではないのでどっちでもいいですが。
今回の富士ヒルは登りは曇り、下りは土砂降りでしたので下山後のタオル類はもっと多めにもってくればよかったと後悔。
ロードバイクもびちゃびちゃになりましたので、拭けるようなものあれば良いと思います。
ウェーブ毎のスタートについて
オープニングセレモニーが行われるのは第3ウェーブまででそれ以降は、ウェーブ毎に7時から30分以内に好きなタイミングでいってくださいと言うようなほぼフリースタート方式になっていました。
ウェーブの振り分けは申告タイムか過去の実績から決まるようですが、ウェーブが早い方が基本的には早く登れる人がエントリーされています。
遅い人を先に行かせて追い越しが頻繁に発生すると危ないからだと思います。
私はサポートライダーだったので、第4ウェーブで走ったのですが、申告詐欺をしている人が結構いました。
- 登るの時間かかるから早く登り始めたい人
- 早く上りはじめて早く帰りたい人
- あえて前に人がいない最初のウェーブで走りたい人
なんていうのが結構いました。そして、第4ウェーブなのになぜか第7ウェーブの方が一緒に出走したりと結構自由な感じでした。
スタート前に、トレインを組みたい人を募集して集まって走っているガチ勢などもいました。
富士ヒルは結構多くのライダーが登るのですが、登り始めたら基本的には走力の差でバラけていきますのでそこまで密にはならないです。
私も速い人に抜かれたり、自分より遅い方を追い抜いたりする時以外は基本的に1人旅でした。
第4ウェーブで早い人と走るのやだなーなんて思っていましたが開始数秒で見えなくなるので全く問題ないです。
人数がいる割にしっかりウェーブ分けされているので、ゆったりスペースを確保しながら登れます。
個人的には抜かれていくより抜いていく方がメンタル的に健全なので、真ん中のウェーブくらいからスタートしたいところですね。
実際に富士ヒルを走ってみて
実際に富士ヒルを走ってみた感想をお伝えしていきたいと思います。
正直、悔しい結果でしたがとても苦しくて楽しいイベントでした。
事前準備
1ヶ月前に初めて富士ヒルでるにあたり、試走にいきました。
その時のタイムは1時間36分でしたのでブロンズ取るには6分の短縮が必要でした。
機材のアップブレードは先立つものが・・・そこで、1ヶ月でできることは何か考えて、ダイエットを行いました。
71キロ→65キロまで頑張って落としたのですが、急にやったせいか貧血気味になったのと水分が足りてないのか便通もよくなかった。
でもとりあえず体重は軽量化に成功した状態で本番を迎えられました。
当日は、試走の時はしなかったローラーでのアップなんかもして、ジェルなんかも準備しておきました。
スタートからアドレナリン全開
スタートはストラバ区間の料金所からではなく500mくらい後ろからスタートになります。
周りに人がいることと前の人をパスしていく高揚感から、最初はとても順調でした。
アドレナリンも出ていることから、結構足もよく回っていて軽快に1合目まで上っていきました。
ここまでのタイムをステムに貼ってある基準タイム表と比較するとだいぶいい感じでした。
試走段階より6分弱も速く登れている(1合目までが一番勾配がキツい)
体重が軽くなったおかげが本番に力発揮しているのか?と考えながらこのまま維持できたらブロンズいけるかもと思いました。
10km時点でもブロンズの基準タイムくらいで登れてましたが、10km先でダンシングしたら急にふくらはぎがピキって言いました。
ああーやばいと思って若干速度を落としましたがその後すぐ攣りました。
足つって苦行すぎた
残り14kmを攣った足のままでは持たないと思い回復を願って走りましたが、意図せず右足を庇うように走っていたようで今度は左も攣りました。
3〜4合目は一番勾配がゆるく踏まないといけないところなので、自分を鼓舞しましたが、攣った状態の足は言うこと聞きません。
結果、ここで大幅なタイムロスが発生してしまいました。
この時には、両足のふくらはぎを攣っていますので気合いでペダルを回してました。
まだ行ける大丈夫と自分に言い聞かせながら登りましたが、19km〜20kmにある山岳スプリットポイントで完全に足が終わりました。
ついに両腿も攣ってしまい、いよいよ足が回せないという状況になりました。
最後の平坦区間も試走時は時速33kmくらいで走っていたのに今日は時速22kmしか出せません、心肺機能は大丈夫なのに足が・・・
平坦後に最後の登り返しがあるのですが、もう痛みで足が自由に動かないので、本当に転びそうなスピードでゴールしました。
クリ-ト外したらピッって来てしまい、崩れ落ちました。もう立てない・・・・
試走のタイムよりも大幅に遅くゴールしてしまいました。
試走の時は足攣らなかったのになぜ今日に限って攣るのか?
寒さ?緊張?オーバーペース?減量?
理由はわかりませんが、こんな長距離登ることないので足がやられてしまいました。
1回じゃなくてもっと試走をして足を慣らしておいた方がよかったと後悔・・・
それに、どこかの区間速いではダメですね〜そのあとタレてしまってはトータルでタイム落とします。
来年はブロンズ取れるように頑張ります。(足攣りを防止できるように何か探します。)
その後、下山誘導のため雨で土砂降りの中1時間30分待ち続けてやっと下山できました。
雨の日の下りは気をつけましょう!
めっちゃ飛ばしてる方もいたし時速15kmで下ってる人もいるのですが安全を心がけましょう。
まとめ
今回は結果としてブロンズ取れませんでしたので、来年必ずリベンジしたいと思います。
足攣り防止用に次回はサロメチールでも塗ってから出走しようかな。
あとは急激なダイエットは体の調子落とすからやめた方がいいと気づきましたので、このまま継続して来年には60kgになるようにゆっくり準備していきたいと思います。
富士ヒルは登り自体は非常に楽しくて景色も最高なので、初めてでもちゃんと楽しめると思います。
是非、今の自分の実力を測定する意味でも富士ヒル参加してみてはどうでしょうか?
今回は富士ヒルの参加レポートを書かせてもらいました。
是非、来年もみんなで富士ヒル盛り上げて行けたら嬉しいですね。
それでは、良いサイクルライフを!