パワーメーター欲しいけど高すぎて手が出せないんだよね〜欲しいけど・・・
こんにちわ、サイログです。
今日はついに念願だったパワーメーターを購入しましたので使ってみての感想等を紹介します。
結論としては、コスパ最強のパワメなので是非導入を検討している人は参考にしてみてください。
それでは紹介していきたいと思います。
FaveroーAssioma DUOパワーメーターペダル
今回レビューするのがFavero「Assioma(アシオマ)」というパワーメータです。
パワーメーターといえばクランク計測型が一般的かと思いますが、このAssioma(アシオマ)はペダル計測型になっているという特徴があります。
代表的なパワーメーターといえば・・・・
- Stagesのパワーメーター
- 4iiii (フォーアイ)のパワーメーター
- Pioneerのパワーメーター(現在生産終了)
ほとんどがクランク一体型だったんですよね〜特に私はPioneerのパワーメーターに憧れていましたね。
出典:PioneerのHP
右の受信機カバーがめっちゃカッコよかったんですよ!これが色々な色があっていつか欲しいと思っていたら生産終了になりました。
そんな中、新興モデルとして注目されているのが、今回購入したAssioma(アシオマ)というペダル計測型のパワメです。
なぜ、新興モデルがここまで注目されているかというと、4つの理由があります。
- ペダル計測型で付け替えが容易
- 計測の精度が非常に高い
- ケイデンスも一緒に測定してくれる
- 左右の測定モデルで定価8万という圧倒的安さ
特に注目されているのが、パワーメーターといえば10万を超える価格帯が多い中左右測定ができて8万という圧倒的コスパです。
Assioma UNOという片足のモデルであれば5万円台で購入できますので、特に初めて導入する方には手が届きやすい価格帯になっています。
購入動機
私は、登りが好きでヒルクライムが速くなりたいと思っていました。
最初は、心拍管理が大切と言われて心拍計を購入し、次にケイデンスが重要だと言われてサイコンと一緒にケイデンスセンサーも購入しました。
この二つを導入してからだいぶタイムも短縮できたのですが、最近は伸び悩んでいました。
そこで、ずっと気になっていたパワーメーターを導入してパワーの出力管理とペダリング効率を改善できるようにしたいと考えました。
ただ、ご存知のようにロードバイクのパーツはとにかく高いんですよね。
パワーメーターも10万以上は当たり前の価格帯でしたし、左足だけのものでも5万以上はするのが一般的でした。
そのため、諦めていたのですがある時、TOMSCyclingさんの動画見ててYOPIさんが購入レビューをあげていて両足計測のペダル型で8万と聞いてこれだと思って購入を決意しました。
これでよりデータに基づいた練習ができるはず!
外観レビュー
それでは開封の儀をしたいと思います。
こんな感じの外箱で届きます。シックな感じでオシャレですね。
高級感がありますねーそしてなんか持ってみると重厚感のわりに軽い。
内観レビュー
その箱を開けてみるとこんな感じにセットされていました。
ペダル型のパワメですねーとっても綺麗です。
パワーメーターをとってみると下には、専用のクリートと充電器が収納されていました。
説明書もあるのですが、日本語では書いてありませんのでネットで調べてみるとセッティング方法とかの日本語版が出てきます。
正直、説明書見なくても問題なく装着できましたけど。
そのほかには、アーレンキーが入ってますので本当に自分で用意するものはなく注文してすぐ装着できます!
このあたりが、クランク一体型と違って手軽にセッティングできるので初心者サイクリストにはありがたいです。
使ってみた感想
結論からいうと全然違和感ないです。
今までTIMEのペダルを使っていたのですが、Assiomaに変えて特別重くなったとかペダリングの違和感もなし。
サイコンと連携しておけばパワーも計測できてすごく快適でした。
細かく使ってみてのレビューをしていきますのでご参考にしてみてください。
ペダル装着のしやすさ
ペダルは簡単に装着できますでのご安心ください。
付属の8mmアーレンキーを使ってクランクに取り付けるだけでOKなんです。
Garminとかのペダル型パワメは指定されたトルクで締めないと計測に不具合が生じるタイプもあるそうですが、Assiomaはトルク管理いりませんのでそのままつけてしまいましょう。
外部センサーなどもいらないのでペダルをつけるだけでOKです。
グリスアップしてクルクル回してつけるだけなので、初心者には手軽で使いやすい。
専用アプリのセッティング
取り付け作業が終わったら、Assiomaアプリをインストールします。
これは、アプリとペダルを同期して設定をする必要があるからです。
同期するには、アプリを開いて右上にある虫眼鏡マークを押すと同期画面になります。ペダルを回すとペダルのところがオレンジに点滅しますのでその状態になれば勝手にアプリが電波を拾ってくれます。
同期されると、クランク長を入力するところがありますので入力してください。
あとは、ゼロオフセットというものをするのですが、項目があるので開いていただくと、日本語でペダルを地面に水平にしてくださいとか説明が書いてあるのでそのように実施してください。
数秒で校正が完了しますので、全然難しくないし時間もかかりません。
バッテリーの充電方法
バッテリーなんですが、電池式ではなく充電式なので非常に簡単です。
結構よく聞くのが、電池式だと次の充電までの期間は長いけど切れた時に電池買わないと使えなくなるというところです。
予備の電池かっとけばいいじゃんと言われそうですが、ズボラな私は忘れそうなので電源からさっくと充電できるタイプに魅力を感じます。
電池式が120時間、Assiomaはフル充電で50時間とのことで、充電回数は増えますが専用の充電器の装着が携帯の充電並みに簡単なのでストレスないですね。充電器も線が長いのでコンセントの近くにロードバイクがなくても届きますので安心。
ペダルのシャフト部分にあるコネクターにパチっとくっつけるだけで充電スタートできるマグネット式なのです。
公式サイトをみると500回フル充電を繰り返してもバッテリーの容量減少は20%程度とのことなので、携帯みたいに2年超えると充電してもすぐバッテリー無くなるという劣化にはならなそうですね。
時速20キロ✖︎50時間=1000km
1000km✖︎500回充電=500,000km
サイログの場合・・・
年間走行距離が5000kmなので、つまり100年使える耐久性を持っていることに。
バッテリーの劣化の心配はなさそうですね。その前にペダル自体がダメになりそうです。
クリートはLOOKKEOのみ
クリートがLOOKKEOのみとのことで、スピードプレイやSPD、私のようにTIMEから切り替えた方は最初にクリートの装着に違和感があると思います。
ただ、私の個人的な体感では200kmも走っていればなんの違和感もなくなりますので全く問題ないです。
まれに、ペダルとクリートに拘っている方がいますのでそういう方は、クランク型のパワメ推奨ですね。
ペダリングをしてみて
ペダリングに関しては特に違和感なくできますし、ペダルも150gと軽いので良いですね。
パワー(Wワット)がサイコンに表示されるので、どれくらいの出力で走っているのか?
無理に突っ込みすぎてないか?ちょっと踏みすぎているから少し落として250Wを維持しようとか考えながら走れるようになりました。
また、ペダリングフェーズや効率が数字でわかるとペダリングも意識して登るようになるのでタイム短縮になりそうです。
まだ購入したばかりなので今後も使ってみて継続的に結果を紹介していきたいと思います。
得られるデータ
Assioma(アシオマ)の基本性能と得られるデータについて紹介します。
無線プロトコル | ANT+/Bluetoothv4.0 |
転送データ | パワー(watt)、ケイデンス(rpm)、L/Rバランス%(Assioma DUOのみ)、トルク有効性(TE)、ペダル円滑度(PS) |
最大パワー | 2000W |
最小〜最大ケイデンス | 10〜190rpm |
パワー精度 | ±1% |
ケイデンスセンサー | 内臓 |
バッテリー | 充電式リチウムバッテリー 50時間稼働 |
ペダル重量 | 151.5g |
保護等級 | IP67 |
価格(税抜き) | Assioma DUO: 80,000円 Assioma UNO: 5,1000円 |
まとめ
本日は、FAVEROの「AssiomaDUO」のパワーメータの4つの特徴から実際に使ってみてのインプレをお伝えしました。
- ペダル計測型で付け替えが容易
- 計測の精度が非常に高い
- ケイデンスも一緒に測定してくれる
- 左右の測定モデルで定価8万という圧倒的安さ
ペダル型なので、他のロードバイクにもすぐに付け替えられる簡便さもあるので、初心者サイクリストから上級サイクリストまで幅広く使っていただけるモデルになっています。
ペダル型の欠点である、ロードを倒した時にペダルがぶつかって削れたり壊れたりする可能性がある消耗品でもありますが、FAVEROはそういったユーザーのためにスペアパーツを細かく販売してくれていますので、長くASSIOMAを使えるように配慮してくれています。
個人的には初めてパワーメーターを導入したい人には本気でおすすめできる商品になっています。
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それでは、良いサイクルライフを!